第16回日本認知症ケア学会大会 in北海道 5月23~24日        

今年度、日本認知症ケア学会に初めて参加しました。医師、看護師、介護士、理学療法士など多くの職種が集まり、講演、シンポジウム、スキルアップセミナー、研究発表などが行われました。私は、今年度からNST委員となったことや認知症の人の摂食障害や転倒転落予防の相談を受けることが多いので、「認知症の人の食べる喜びを支えるために」、「認知症の人の転倒を予防するために」などのシンポジウムに参加しました。

その中で認知症の人の食行動の障害は、認知症の症状の進行(食べるものを認知する力の障害、食べる順番を決め、何を使ってどのように食べるのか決める能力の障害など)によって引き起こされること、原因となる病気(アルツハイマー型認知症と前頭側頭型認知症など)によって特徴的な様子があることなどから、注意深い観察とアセスメント、困難に対する推察、適切なタイミングでの支援が自分の力で安全に食事を楽しむことになると聞きました。理解しているつもりでしたが、急性期疾患での療養の場面では楽しみを感じていただくことよりも、つかみどころのない症状をどうとらえてよいのか悩み、困難を感じる日々です。
札幌時計台時計台を観光しておいしい北海道の海産物をたくさん食べてきました

現在、認知症の人の食事についての相談の内容は、急性疾患治療後の摂食障害が多くあります。認知症は徐々に進行します。入院して急に食べられなくなるのは、認知症のためというより急性疾患やその治療による苦痛やせん妄や薬物が影響している場合が多いことを実感しています。
まずは、入院前の生活、認知症の進行の程度、食行動などを確認し、摂食障害の原因を見極めることが解決の糸口になると感じています。学会には多職種の参加があり、実践レベル研究報告やシンポジウムに参加したことでパワーが充電できました。来年も参加しようと思います。

丁度、ライラック祭りをしていました。少しの時間でしたが時計台を観光して、おいしい北海道の海産物をたくさん食べてきました(*^_^*)       by ウッチー

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2015.07.29 Wed l 院外研修会・講演会 l top