
看護部の皮膚・排泄ケア認定看護師 “治るといいなっ子” です。
褥瘡管理を担当し、褥瘡予防やケアに毎日各部署に横断的に関わって、早いもので9年が経ちました。2月19日と20日に、当院の看護部目標管理・成果発表会がありました。そこで褥瘡管理の成果を発表するにあたり、今までの活動を振り返る良い機会となりました。
発表会のタイトルは「一人ひとり一つひとつのつながり~褥瘡予防対策~」でした。

今年度、褥瘡発生件数・褥瘡発生率は減少しています。その要因を探ってみました。
入院時のリスクアセスメントや看護計画、エアマットレス・介助グローブ等の物品購入をはじめ、毎年行っている褥瘡コース研修参加者数の増加、リンクナース会での勉強会・成果発表会などが減少要因に挙がりました。
その中で、今年度特に評価することは、「主体的な褥瘡予防対策」です。今までの褥瘡予防対策は、褥瘡管理者が研修したり指示したりといったものでした。今年度はリンクナースを中心に各部署が主体的に勉強会を企画したり、TQMで褥瘡対策をテーマに取り組んだりと・・・その各部署の頑張りが褥瘡発生の減少に繋がったのだと考えました。
この9年間、毎日毎日、黒い処置バックを肩にかけオウムのように時には念仏のように同じことを呟きながらスタッフへの指導・教育してきた種が、各部署に芽生え、そして花が咲いてきたのだと思いました。

私は、この花がまた褥瘡予防対策の種をまき、うまく芽をだし花が咲くよう、褥瘡管理者として人・物・金を有効に活用していくこと、そしてみんなの頑張りを可視化し示すことが私のこれからの役割だと感じました。
来年度は褥瘡管理10年目沢山の種をまき、沢山の花を咲かせるよう皆と頑張ります。
もうすぐ、春がやってきます・・・

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