仕事始め式

 明けましておめでとうございます。年末の突然の衆議院選挙で、忙しい年の瀬が更に慌ただしく感じられましたが、皆様いかがでしたでしょうか。新たに選ばれた代議士の先生方には、これからの国の舵取りを、地方を見捨てることなく、しっかり行っていただきたいものです。
 昨年の診療報酬改定で平均在院日数の短縮を迫られ、夏場は空床が目立ちましたが、寒くなって肺炎患者さんの入院が増えるとともに病床利用率が上がり、職員は忙しく働いています。医師不足は相変わらず改善されておらず、科によってはむしろ悪化の傾向にあります。いつになったら解消されるのでしょうか。
 医療体制については今後の少子高齢化の進行を見据えて変化せざるを得ない状況です。ある資料(※)によると松江医療圏の一般病床数は団塊の世代が後期高齢者に仲間入りする2025年には、現在の病床数は約300床以上余る(療養病床は除く)という数字が出されています。平均在院日数を更に短縮するよう迫られるならば、もっと空床が増えることになります。
 そこで厚生労働省は地域の状況に応じた医療構想(ビジョン)を作るよう、各県に指示しており、これから本格的な議論が始まることになります。当医療圏の適切な病床数や医療機能を検討し、再編や統合等も含めて考えていくことになりますが、それぞれ設立母体が異なるので困難が予想されます。最終的に知事が判断し指示することになっていますが、簡単にはいかないことでありましょう。
 病院の消費税損税問題にしても、10%への増税の時に俎上に上るはずでしたが、延期となりましたのでこのまま続くことが予想され、それもまた病院経営上大きな問題です。
 いずれにしても今後医療体制がどう変わっていくのか、住民の皆さん方も注目していただくようにお願い申し上げます。
(平成27年元旦)

                                      松江赤十字病院 院長 秦 公平


(※) ケアレビュー社 「病院情報局」2014.11


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2015.01.06 Tue l 院長より l top