
お初にお目にかかります、事務職のミキマツと申します。
パソコンの前に座っていろんな数字とにらみ合うのが普段の仕事ですが、
今回は非日常体験のお話を一席。
先日、自衛隊美保基地にて、C-1輸送機なるものに体験試乗して参りました。
なぜ病院の職員が、おまけに事務の者がそんな体験をすることになったのか?
それにはまず、私が属する「DMAT(ディーマット)」とは何かということからお話ししたいと思います。

「DMAT」については、このブログの中でも何回か登場しましたが、
「災害派遣医療チーム」のことです。
メンバーは医師、看護師、業務調整員からなり、1隊を大体5,6人で編成します。
主に地震などによる大災害が発生した際に、すみやかに全国の病院から被災地へ向けて出発。
災害発生直後の現地で医療活動を行うことを目的とした医療チームです。
被災地の病院の医療支援が任務の柱ですが、もうひとつ大きな柱に、
広域医療搬送というものがあります。
被災地の病院では治療困難となった重症の患者を、
近隣の空港から飛行機などで被災地の外の空港、そして病院まで搬送する。
その際に使用する空港での救護所設営、そして飛行機内での患者看護も、DMATの重要な任務です。
いざというときは全国から出発したDMATが、指定された病院や空港に各自の判断で向かい、
これらの任務にのぞむというわけなのです。
これが実際に大規模に行われたのが、あの記憶に新しい、東日本大震災でありました。
このDMATの中で私のような事務職の隊員はといいますと、
医師や看護師がその力を発揮できるように情報を集めたり、連絡したり、
資材の管理をしたりという業務調整員として従事するというわけなのです。
前置きがすこぶる長くなりました! 本題!
先日、おとなり鳥取県は境港の航空自衛隊美保基地におきまして、
この広域搬送に使用される自衛隊輸送機C-1を使用した実地研修が行われ、
当院DMAT4名が参加いたしました!
というのがこのレポートの主題というわけでございます。
長くなりましたので、本編は次回へ持ち越します。
かかりつけ医を作ってください

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