こんにちは。リハビリテーション課 理学療法士の福山です。
当院では、最近CPXを導入しました。CPXとはcardiopulmonary exercise testの略で、
心肺運動負荷試験といいます。
心肺の試験というくらいですから、主に心臓病の方(心筋梗塞、心臓手術後など)を対象とします。

CPX


具体的には、マスクを装着した状態でトレーニング用の自転車(エルゴメータ)を漕いで頂きます。

自転車のペダルが徐々に重くなっていきますが、一定の回転数で漕いで頂いて、ATというものを測定します。

ATとはAnanerobic Threshold の略で、無酸素性作業閾値や嫌気性代謝閾値といったりします。
通常、軽い運動を行っている時、体内では酸素を使った代謝が主に行われており、酸素を1使えば二酸化炭素を1出すという状態になっています。

運動の負荷がきつくなると、酸素を使わない代謝が加わり、結果として二酸化炭素を出す量が増えます。
マスクを装着することで酸素と二酸化炭素の出入りを調べることができますので、
徐々に重くなるペダルを漕いでいくと、ちょうど二酸化炭素が増え出すところ、
酸素を使わない代謝が加わるポイントが分かります。

そのポイントがATで、ATレベルの運動は心臓に大きな負担をかけず、安全に行えると言われています。
この検査でATを測定することで、安全に行える運動強度の上限が分かるので、退院してから自分で運動を行う際の目安となります。
最近導入したばかりなので、まだまだこれからですが、経験を重ねてしっかりATを測定できるよう頑張ります!

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2012.09.10 Mon l 病院いろいろ l top