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こんにちは、総務課のSです。
当院は島根原発までの距離が約9kmという近さに位置していることから、放射線防護対策を施しています。
万が一原子力災害が起こってしまった場合、当院の入院患者さんには「安全な他の病院」に避難していただくことになりますが、避難経路の安全と避難先病院の確保が担保されるまでは、当院の建物内の一部(防護区画)を陽圧化(建物内の気圧を建物外よりも高くし放射性物質などの汚染物質が入らないようにする)して患者さんを防護区画に避難誘導し、職員とともに屋内退避していただくことになります。

当院ではこれらの放射線防護対策の訓練として、患者さんの避難誘導時に使用するエアーストレッチャーの実技訓練と、陽圧化に当たってのエレベーター扉への目貼りシート・サイン(表示看板)取り付けの実技訓練を毎年実施しています。
今年はコロナ禍の影響で、3密をできるだけ回避した内容にして訓練を実施しました。

参加した職員は検査技師2名、臨床工学技士1名、総務課等事務職員17名の計20名です。


エアーストレッチャー訓練の様子です。
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専用ボストンバッグに入っているのを

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出して、広げて、

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エアーマットの上に人を寝かして、

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スライドさせて搬送します。
マットの底部が特殊ポリエチレン板となっており、またエアーで膨らんでいるマットが衝撃を吸収するので、廊下や階段の搬送も可能な優れものです。


目貼りシート・サイン取り付け訓練の様子です。
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まずはエレベーターの扉に使用禁止のサインを貼り、

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目貼りシートをエレベーターの枠に沿ってマグネットで貼り、

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目貼りの完成です。
これらの手技自体は難しくないのですが、目貼りが全体で約80か所、サイン取り付けが全体で約300か所もあり、また原子力災害時という限られた時間の中で行う作業なので、院内各部署の協力が必要になります。


今回の訓練を通じて、参加した職員に有事の際の役割を再認識してもらうことができ、有意義な訓練になりました。



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2020.08.26 Wed l 松江日赤イベント l top