感染管理認定看護師のAです。
当院は、第一種感染症指定医療機関の指定を受けており、感染管理認定看護師は3名います。
今回は、感染管理認定看護師が行っている活動の1つ『感染症患者対応チーム研修』についてご紹介したいと思います。
第一種感染症指定医療機関とは、感染症法に基づく感染症の患者さん(エボラ出血熱や新型インフルエンザなど)を受け入れ、診療する機関です。
都道府県毎に1施設は設置することが求められており、島根県では当院のみが指定を受けています。
県内で対象となる感染症の疑いや発症があれば、患者さんを受け入れ、診療を行わなければなりません。
一般の方だけでなく、私たち医療従事者にも感染を拡げないため、構造が規定で決まっている病床で、写真のように厳重なフルバージョンの個人防護具(PPEと言います)を着用し、診療・看護にあたります。

『感染症患者対応チーム』は毎年選出されますが、その活動は日常的に行っている感染対策とは異なるため、いざという時に備え訓練するのが『感染症患者対応チーム研修』です。
研修内容は以下のようになっています。
①感染症患者対応チームメンバーの役割、感染症病床の見学
②フルバージョンPPEの着脱・着脱介助と吐物処理
③フルバージョンPPEの着脱・着脱介助と採血
私も何度か訓練でフルバージョンPPEの着脱を行いましたが、何度やってもスムーズな着脱は難しいですし、視界の狭さや作業のしにくさ、暑さなどを感じます。
疑いでも、稀な感染症の患者さんが地方に来られることはないのでは・・・という思われる方も多いと思います。
私も以前はそう思っていました。
しかし、海外からの旅行客はここ松江でも増えていますし、境港にはクルーズ船も来ます。
山陰からも海外に行きますから、地方でも当然そのリスクはあります。
これからも、感染管理認定看護師として、第一種感染症指定医療機関としての役割を伝えながら、皆さんと一緒に感染対策に取り組んでいきたいと思います。


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『感染症患者対応チーム』は毎年選出されますが、その活動は日常的に行っている感染対策とは異なるため、いざという時に備え訓練するのが『感染症患者対応チーム研修』です。
研修内容は以下のようになっています。
①感染症患者対応チームメンバーの役割、感染症病床の見学
②フルバージョンPPEの着脱・着脱介助と吐物処理
③フルバージョンPPEの着脱・着脱介助と採血
私も何度か訓練でフルバージョンPPEの着脱を行いましたが、何度やってもスムーズな着脱は難しいですし、視界の狭さや作業のしにくさ、暑さなどを感じます。
疑いでも、稀な感染症の患者さんが地方に来られることはないのでは・・・という思われる方も多いと思います。
私も以前はそう思っていました。
しかし、海外からの旅行客はここ松江でも増えていますし、境港にはクルーズ船も来ます。
山陰からも海外に行きますから、地方でも当然そのリスクはあります。
これからも、感染管理認定看護師として、第一種感染症指定医療機関としての役割を伝えながら、皆さんと一緒に感染対策に取り組んでいきたいと思います。


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