こんにちは、総務課の近藤です。
私は救護班第3班の主事として、宮城県石巻市などで活動しました。


第3班の出動要請があったのは、3月15日のことです。
3月12日に第1班が出動し、茨城県ひたちなか市で活動している状況などの連絡を受けていたため、当然そこに行くものと、ひたちなか市の被災状況や交通事情を下調べしていました。
しかし3月16日出動の第2班より活動場所が石巻市へ変更となるなど、日々状況が変化している最中での出動となりました。

救護班第3班4

第3班は、3月19日米子空港を出発。羽田空港を経由し秋田空港に着き、そこから300キロかけて自動車で石巻市に入るという行程でした。
秋田空港を出発したのは午後5時半過ぎ。カーナビを信じ、秋田道、東北道を走り、石巻赤十字病院を目指しました。

石巻市に入り、満月に照らされる中、石巻赤十字病院を目指していた私たちの目に飛び込んできたものは、道路に鎮座した漁船、コンビニ・ガードレールに乗り上げられた自動車、水没している街…今回被災した中心部だったのです。
その光景はテレビで見て知っていたものとは違い、凄い衝撃を私たちに与えました。

救護班第3班2

活動は石巻市、東松島市の避難所への巡回診療と石巻赤十字病院内での救急外来でした。
避難所への巡回診療では、被災された方々がお互い励まし、協力し、気遣う姿や、巡回診療を告げると安心され自然と溢れる笑顔がありました。
また、私たちに「わざわざ島根から来ていただいて、ありがとうございます」と深々と感謝される方もおられ、何もしてあげられない状況に心が痛むのと同時に「赤十字の活動」の重みを再認識しました。

石巻赤十字病院の救急外来では準夜を任されました。
時間は午後9時から深夜0時までの3時間でしたが、引継ぎ患者も含めて、30から40人の患者さんが受診されました。
2病院の混成チームで、医療や勝手の違う運用に戸惑いながらも、同じ目的、そして同じ気持ちを胸に抱き協力するチーム医療の大切さを痛感しました。

救護班第3班3


最後に、今回被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、一日も早い復興をお祈りいたします。


2011.05.11 Wed l 赤十字の活動 l top