救護班第5班、皮膚・排泄ケア認定看護師の石飛です。
私たちは石巻専修大学周辺のエリアでの救護活動を行ってまいりました。

3月11日東日本大震災のニュースが流れ、当院でもいち早くDMAT、救護班第1班の出動…
今でも私のパソコンには全国にいる皮膚・排泄ケア認定看護師の安否確認のメールが毎日送信されています。
そんな中、私にも何かができるのでは、何かがしたい、いてもたってもおれず救護班に手挙げしました。

私が一番緊張したのが出動前日の買い出しです。
買い出しを任された私は大きいカートを押しながら前日作成した買い出しメモを片手に食材を購入していました。
このメンバー7名の健康管理をしなければ・・足りなくなっては困るし・・腐ってはならない・・

「救護に行く者、元気で健康でなければ!」

とにかくそんな思いで何時間もグルグルと回っていました。
そしてなぜだか徐々に手先が冷たく、心臓がドキドキし顔がこわばってきたのを今でも思い出します。


救護班活動7


私たちは避難所・救護所で多くの方々の傍に寄り添い、声を聴き、手を差し伸べるよう努めてきました。
個々には初めての救護で不安や緊張もあったかも知れませんが、全くそんな素振りも見せず明るく凛とした姿勢で行動することができました。
それは、被災者の方々やボランティアの方々の元気や勇気、ひたむきな姿におのずと私たち自身同化していったような感覚でした。

「被災者のひたむきな姿に心を打たれた」

という垣羽班長の帰還報告、まさにその通り。
みんな目頭が熱くなってしまいました、気持ちが一つになったチーム完成の瞬間でした。

この救護活動で語りつくせないくらいの多くのことを学ばせていただきました。
そのなかで認定看護師になって6年目、今まで実践を積んできたスキンケアや創傷処置が救護所で被災者の方々のお役に立てたことが、大きな喜びと誇りになりました。

救護最終日、綺麗な夕日をみることができました。
この真っ赤な壮大な夕日の下には、まだまだ多くの被災者が…
この空の下、早く心穏やかな生活が訪れることを祈っております。

救護班活動6

垣羽班の皆さま、病院スタッフの皆さま、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
この経験を生かし、次から次へと出動されます救護班への支援も、これからの私たちの任務であると感じる今日この頃です。


2011.04.15 Fri l 赤十字の活動 l top