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がん放射線療法看護認定看護師の土江です。


前回の診療放射線技師Nさんに引き続き、
私も放射線治療について(^^♪ご紹介します。


放射線治療は、
当たり前ですが放射線治療室でのみ行われる治療です。

患者さんやご家族は“放射線“に対する
漠然とした不安を抱き治療室へ来られます。

「治療をした後、一緒にいる家族は被ばくしないの?」
「お腹への放射線治療だけど髪が抜けるの?」

など、事実とは異なる知識のために、
不安が大きくなっている方もあります。

放射線科に初診で来られた方の場合、
まず医師から治療について説明があります。

「どこへどんな風に放射線があたり、
しばらくすると副作用でどんな症状がでます・・・」

看護師からは、
説明を十分に理解し、治療に納得されているか、
その他気がかりなどはないかを、
お話の中から確認させていただきます。

放射線治療は決まった期間に、
決まった線量の放射線を照射することで
最大の効果を得ることができます。
患者さんが治療を完遂されることが、
治療室スタッフみんなの目標でもあります。


放射線治療

放射線治療のながれ


放射線治療では毎日少量ずつの放射線を照射します。
治療期間は長い方では2ヶ月になります。

治療の効果は目には見えにくいのですが、
治療終了後ひと月程度と言われています。

終了のころには副作用症状で
「病気が悪くなってるんじゃないの?」
と思われる方もおられます。
患者さんやご家族が安心されるように、
治療開始時から終了を迎えられる日まで
一緒に支援させていただきます。
(治療室には毎日看護師がいます(^^♪

治療を決めかねておられる方、家族の方などどなたでも、
一度お気軽に足を運んでみてくださいね(#^.^#)



―わたくしごと(*^^)v―

放射線治療の場で
日々悩みながら仕事をしていますが、
癒しの場は、共に学んだ認定看護師の
仲間との施設を超えた交流です。

今年も日本放射線看護学会学術集会と
久留米大学認定看護師教育センターでのセミナーに
参加してきました。

学会では放射線治療だけではなく、
CTやMRI、血管造影など様々な分野の発表を聞くことができ、
私も頑張らなきゃと活力をもらってきました。

セミナーでは日々の看護実践を振り返る機会となり、
できていない自分としなければいけないこと・・・
課題を見つけて帰ってきました。

そして放射線治療室では
患者さんからたくさんの元気をいただき、
明日からもガンバロー!!と思えています。

日本放射線看護学会学術集会




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2017.11.29 Wed l 専門看護師・認定看護師 l top