診療放射線技師 イシダです。

DMAT(災害派遣医療チーム)の一員(業務調整員)として
「平成29年度総合防災訓練における大規模地震時医療活動訓練」に
はじめて参加してきました。

この訓練は内閣官房、内閣府、警察庁、消防庁、厚労省、国交省、
海上保安庁、防衛省、JAXA、NEXCOなどさまざまな機関が参加します。

今回は南海トラフ地震が発生し、三重、和歌山、大阪、兵庫が被災し
DMATの派遣要請をうけ全国各地から参集し活動する想定で行われました。
参加者(プレーヤー)は北海道から沖縄まで350チーム約1700名でした。

訓練は実際の災害発生時と同様に自施設の救急車両や、ドクターヘリ、
自衛隊機、民間機などで何箇所かの参集拠点に集まるように指示されます。

松江日赤DMATは病院車にて
「山陽道龍野西上り線SA参集拠点本部」が指示されました。

写真1

写真2

到着後、本チームは兵庫県立加古川医療センターDMAT本部へ
行くよう指示を受けました。

被災地内では携帯電話や固定電話などの通信網は不通という想定での
訓練でしたので、衛星携帯を使い情報入力や収集などを行いました。

加古川医療センターDMAT本部では加古川医療センターの
病院支援(病院災害対策本部支援)のミッションを受けました。
この病院は東播磨地域の3次救急と災害拠点病院の指定をうけており、
実災害時には多くの重症患者を受け入れると思われます。
この病院では、昨年も同様の訓練をされていたとの事で、
本部の区割りや役割分担などしっかりなされていました。

実災害時には外部(よそ者)が応援に入ること(授援)を
良く思われないという話を聞く中、今回はとても暖かく迎え入れていただきました。

写真3

写真4

実際のミッションですが、医師、看護師は次々とやってくる患者さんを
重症度により優先順位をつけ、治療の支援をするとともに、
より重症な患者さんは医療資源の潤沢な被災地外へヘリや自衛隊機で
広域医療搬送を行いました。

また、業務調整員はそれらの業務の補助をするとともに、施設、ライフラインの
被災状況、医療資源や非常食の状況、患者の受入可否、
等々「広域災害救急医療情報システム」に入力を行います。

この作業を各病院で行うことで、被災地全体の各病院のおかれている
状況がわかり、効率的な資源分配のデータとなります。

写真5

松江日赤でも「災害対策マニュアル」が改訂され、
近々本部機能のシミュレーション訓練を行います。

災害は起きないに越した事はありませんが、万が一災害が
発生したときに、適切に対応できるよう、日々様々な
シチュエーションでの訓練を繰り返して備えなければと痛感しました。



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2017.09.19 Tue l 病院いろいろ l top