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こんにちは。緩和ケア認定看護師のMです。
コロナ禍の中、まだまだ自粛や感染対策が必要であり、出口の見えない状況が続いていますが、2023年は卯年!
うさぎのようにピョンピョンと明るい未来へ飛躍できる年となればいいですね。

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昨年、日本癌治療学会へ参加しました。 コロナのためオンライン開催が増える中、3年ぶりに行動自粛の呼びかけが一時的になかった時期でした。
現地参加のメリットはやはり熱量でしょうか。雑誌で見かけるような著名な先生方の講演を聞いたり、最新の医療機器や治療薬を目の当たりにしたりと、興奮しながら新たな知見を必死に得ようと熱を帯びる感じが好きです。
早くコロナが収束し、行動制限によるストレスのない生活が再び訪れることを願って止みません。




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2023.02.16 Thu l 専門看護師・認定看護師 l top
こんにちは。乳がん看護認定看護師のHです。
皆さんは、AYA世代という言葉をご存じですか?
Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に15~30歳代までの世代を指します。
日本では、毎年2万人のAYA世代の方が、がんと診断、これは国内のがん患者の約2%、その内の90%以上は、20歳以上の方と言われています。

AYA世代のがん患者さんに対して、医療・療養に関する制度が不足していることが指摘されています。厚労省が平成27年~29年に行った調査結果では、がんを経験したAYA世代の悩みは、1位自分の将来、2位仕事、3位不妊治療や生殖機能、4位経済的なこと、5位後遺症と合併症という結果でした。
当院で乳がん患者さんと関わる部署の看護師107名に、AYA世代の乳がん患者さんの支援についてアンケート調査を行いました。
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結果は、上位の項目のみ掲載していますが、治療に伴うこと(容姿も含む)、仕事、子供に関することが多かったです。この他にも遺伝についてという内容もあり、ゲノム医療が進歩してきているからこそ支援が必要な内容だと考えています。
がん領域の専門看護師、認定看護師は、患者様のつらいお気持ちに寄り添いたいと考えています。
一人で悩まず、まずはがん相談支援センターにご相談ください。

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2023.02.06 Mon l 専門看護師・認定看護師 l top
こんにちは。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師のYです。

この度、「脳血管模型を作ってみよう」という勉強会を開催しました。
血管に見立てた針金を材料に模型を作ってみることで、血管の走行を立体的に理解することを目的としています。
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実際に模型を作りながら、医師からのレクチャーを聞く、普段とは違った勉強会の形でした。
参加者の皆さんから「実際のCT画像と結びついた」「初めて脳血管が立体でイメージできた」などの声が聞けました。できあがった脳血管模型は大事に持って帰り、これを使ってさらに理解を深めることができます。今後、臨床現場でもぜひ活用して頂けたら嬉しいです。
これからも、スタッフと一緒に学び実践し、専門性の高い脳卒中看護を目指します。




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2023.01.19 Thu l 専門看護師・認定看護師 l top
こんにちは。院内感染対策を担当しているTです。

ワールドカップを見ているとコロナが終わったような錯覚を覚えました。先行きが見えませんが、高齢者や基礎疾患のある人にとってリスクの高い感染症であることは変わりません。

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当院では年に2回全職員を対象とした感染対策研修会を行っています。
新型コロナ発生当初、正しい情報を提供するため、どのような感染症であるか、正しいマスクの着用方法、ワクチンや変異株など最新の情報提供をしてきました。現在は感染対策も過剰な対策から必要なものをしっかりとするように見直しが行われています。

病院で最も大切な感染対策は手をきれいにすることです。研修会では毎年テーマにしています。手袋のつけっぱなしはかえって感染を拡げたり、自身の手荒れを助長してしまうこともあります。手にばい菌がついても、その手で顔を触ったりしなければ感染しません。効果的な方法とタイミングで手の消毒、または手洗いを行うことが大切であること、手袋は手をきれいにする代わりにはならないことを伝えています。

マスクをした状態で手洗い - コピー


感染症の流行が落ち着いたり長引いたりすると、どうしても意識が低くなります。
あの手この手で感染対策が大切なことであることを繰り返し伝え、当たり前の習慣となるよう活動を続けています。


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2022.12.12 Mon l 専門看護師・認定看護師 l top
こんにちは。集中ケア認定看護師のFです。
前回に引き続き、心電図について実際の演習問題を紹介します。
以下(図1)を参照し、まずはfirst3ヒントで連想する心電図を思い浮かべてみてください。
わからなければ、second3ヒントでさらに連想してみてください。
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次に、思い浮かんだ心電図を以下(図2)から選んでみてください。
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回答はこちら(図3)です。
図3 - コピー

選んだ心電図が正解であれば、回答者に裏面にある解説(図4)を読み上げてもらいます。
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このような感じで演習を行い、〝苦手意識が少し和らいだ〟〝楽しみながらできました〟などの感想を頂きました。
演習の様子を写真で紹介したかったのですが、写真を撮ることを忘れるくらい企画側も一緒になって楽しんでしまいました。
今後も楽しんで学ぶことをテーマに、勉強会を企画していきたいと思っています。
興味があれば是非参加してみてください。





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2022.11.28 Mon l 専門看護師・認定看護師 l top