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 令和3年の新年度が始まりました。今年は春の訪れが早くすでに桜は満開を過ぎ、初夏の陽気です。

 昨年度は新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)のパンデミックで大変でした。島根県は他県に比べ感染者数は多くなく、当院もなんとか通常の診療とコロナの診療を両立することができ、地域の皆様への責任は果たせたことに安堵しております。しかし病院経営にはかなりの影響が出ており、当院も効率的な病院運営を模索し体質改善中です。とは言え病院をご利用の方々にご迷惑をおかけすることなく従来通り安全・安心の急性期医療を中心とした医療を提供していく所存です。
コロナは今年度もくすぶり続けており、先が見通せませんが、コロナに打ち勝つためには今まで通りの感染予防対策と、確実なワクチン接種が重要と考えております。当院は駐車場を含め手狭で多数の方々に対応できる適当な接種会場が確保できず、松江市とも協議し、住民の方々への接種はメッセを会場とした集団接種に職員を派遣し実施いたします。副反応対策にも備え、安心して受けていただけるよう準備しております。

 新年度を迎え、例年通り職員の異動がありましたが、診療科については大きな変化はありません。診療機器については昨年度末に血管造影用の最新鋭機器を導入しました。放射線科や脳血管疾患領域で使用していた血管造影用機器が老朽化し、数年前から更新を検討して参りましたが、この度ようやく更新ができました。新しい装置はバイプレーン型の透視装置で2方向のアームとCT装置で質の高い立体的な血管の画像や断層画像が得られ、確実なナビゲーション、放射線照射時間・量の軽減で診断・治療が高度化でき、なおかつ治療時間の短縮、放射線被曝量の軽減によってより安心安全な診療が可能となります。脳血管疾患など各種血管系の病気の診断治療、がんなどの診断治療、外傷の診断治療そのほか多方面に威力を発揮するものと思います。

 どうぞ今年度も松江赤十字病院をよろしくお願いいたします。

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2021.04.06 Tue l 院長より l top
明けましておめでとうございます。
 昨年のお正月には予想だにしなかったことですが、昨年は新型コロナウイルス感染症に振り回された一年間でした。中国武漢で始まった感染症は、あっという間にパンデミックになってしまいました。当院でも二月から災害時並みの対策本部を立ち上げ、準備してまいりました。誰も経験したことのない事態で、情報を集め、知恵を出し合って、話し合いの上、協力して、試行錯誤しながら、保健所や県の担当者、医師会、他の病院とも十分な連絡をとりながら、ことに当たってきました。

 岩手県、鳥取県と共に島根県も患者さんの発症は四月までありませんでしたが、同月末にとうとう島根県内でも発生し、県内の感染症指定病院及び協力病院で助け入れが始まりました。その後二百名を超える患者さんが発生しました。今のところ感染源がほぼ特定できており、松江市内で蔓延している印象はありませんが、予断を許さない状況になっております。当院でも受け入れ病床の確保、PCRなど検査体制の整備、休日にも対応する発熱外来の設置を行って万全の態勢を敷いております。

 一方で当院は地域の基幹病院であり、三次救急を始め、周産期医療や、がん診療、その他の医療など通常の重要な医療を担っております。コロナが流行しようとも、これらの通常診療も影響を受けないようにいたします。院内感染が起こらないように最大限の注意を払い、来院される患者さんに安心して治療を受けていただけるようにしております。当面は入院患者さんの面会は禁止とさせていただき、外来は必ずマスク着用、手指消毒と、体温測定、問診票の記入のお願いをしておりますのでご協力をお願いいたします。

 今後新型コロナウイルス感染症がどうなっていくのか予断を許さない状況ですが、ワクチン接種も始まりそうで希望も見えてきております。皆様におかれましては、まずはご自身の健康を保つことに十分留意していただき、感染のリスクとなる行動は避け、感染予防に努めていただきたいと思っております。
 早くこの疫病が退散し、この一年が良い年になるよう願っております。

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2021.01.01 Fri l 院長より l top
院長の大居です。
今年は春の訪れが早く、すでに桜が満開となっています。
一方で新型コロナウイルス感染症(Covid-19)のため世界中が大混乱に陥っています。
島根県ではまだ患者の発生はありませんが、当院でも2月に対策本部を立ち上げ、関係者の話し合いのもと、診療体制・病院運営について方針を決定し、情報共有をしつつ備えているところです。
先日、学生時代にカミュのペストという本を読んだことを思い出し、40年ぶりに再読しました。
不条理をどう乗り越えるかがこの小説のテーマですが、自分のできることをする、連帯(連携)する、可能な限りの洞察力が必要、被害者の側に立つことが大事、という教訓があるように思いました。
この中で最も難しいのが「可能な限りの洞察力」ですが、知恵を出し合ってこの難局を乗り切りたいと思っています。

さて、当院の理念は「『人道』の赤十字精神に基づき、地域の医療に貢献する」というものです。
日本赤十字社の説明によれば『人道』とは人の命と健康を守り、人として尊重することです。
この理念を忘れずに職員には仕事にあたってもらいたいと思っています。

診療体制については、今年度より救急総合診療科とゲノム診療科を新設いたします。
救急総合診療科には新たに田邊翔太部長が就任しますが、救急外来と総合診療をリンクさせて救急医療がより一層充実するようにしたいと考えています。
ゲノム診療科は、個人情報に特段の注意を払いつつ、医学の進歩に対応した診療を行うために新設いたしました。
当面は乳腺外科の曳野肇部長が兼任します。

今年度もどうかよろしくお願い申し上げます。

令和2年度新年度のご挨拶


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2020.04.01 Wed l 院長より l top
新年あけましておめでとうございます。
院長の大居です。

平成31年は暖冬でしたが、インフルエンザの流行には当院も大変な影響を受けました。
今年もインフルエンザを封じ込めるべく、感染対策チームがいろいろと策を練っております。
まずは職員に感染予防策を徹底しました。
外来の患者さんやご訪問のかたにもマスクの着用、手指消毒、不要不急のご訪問を避けていただくなどのお願いをしております。
ご迷惑をおかけしますが患者さんの生命に関わることでもあり、ご協力をお願いいたします。

さて、今回は病院職員の働き方改革への取り組みを紹介します。
3大ブラック業種とは「医療介護、教員、運送業」とよく言われます。
国の方針で働き方改革が進んでおりますが、病院では患者さんや地域住民の方々にご迷惑をおかけすることはできません。
このため医師については5年間の猶予を設け、2024年3月までに達成することになりました。
当院では勤務の実態をより正確に把握するために昨年2月より新たな就業管理システム(タイムカードの電子版)を導入いたしました。
特に医師については長時間労働が常態化しており、働き方改革に対する意識を高めてもらうべく説明をしました。
働き方改革の対策としてAIの活用やタスクシェア、タスクシフトがよく話題になります。
薬剤師は病棟での薬剤指導や抗生物質に代表される薬の適正使用に関与することが期待されています。
看護師は診療看護師(NP)や特定行為の可能な看護師の活躍が期待されます。
外来で医師の横にいる医師クラーク(医師事務作業補助者)はお馴染みになりました。
記録や書類作成、データ整理などに活躍してもらっています。
病棟には看護師の事務的な業務を補助するクラークも配置しました。
患者さんやご家族の面談はできるだけ時間内にお願いをすることにしております。
ご協力をお願いいたします。

今年も皆様にとって良い年であるように祈念いたします。

2020新年のご挨拶


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2020.01.01 Wed l 院長より l top
春爛漫となり、新年度が始まりました。
瀬島斉副院長の後任に村田陽子副院長、原徳子看護部長の後任に加納さえ子看護部長が就任いたしました。
新体制で気持ちも新たに業務に励みたいと思います。

さて、当院でもこの4月から多くの職員が入職します。
新人オリエンテーションでは病院の理念や基本方針についてお話をします。
当院の理念は「赤十字精神(人道・博愛)に基づき、地域医療に貢献する」というものです。
「人道」とは人の命と健康を守り、人として尊重することです。
随分と高い理想を掲げていますが、赤十字を発展させてきた人々はこの理想を見失わず、現実を直視し逃避せず徐々に努力してきました。

病院の基本方針ではまず高度良質な医療の提供を挙げています。
昨年導入したハイブリッド手術室でいよいよTAVI(開胸手術をせずカテーテルで大動脈弁置換を行う方法)が始まりましたし、向こう4年間の地域がん診療連携拠点病院の更新が認定されました。
他の領域においても総合病院としての総合力を生かして質の高い医療を提供していきたいと考えております。
次に掲げている方針は地域連携です。
地域医療支援病院のトップランナーとしてこの地域でも病診連携、介護連携を軸に、地域の医療介護の総合力で完結する医療を目指します。
第3に救急医療の充実も重点的に取り組んでいる事業です。
三次救急病院としてますます機能の充実を図りたいと思っています。
災害医療への備えについては昨年度事業継続計画(BCP)を策定し、有事の際の住民の皆さんを守る災害拠点病院としての機能を充実させます。
対外的にはDMATや赤十字救護班としての対応の準備を怠らないようにしたいと思います。

このほか昨年度から患者サービスの向上の目的で患者総合支援センターを開設しております。
入院前から準備をすることで安心と入院後のより良い経過が期待できます。
さらに地域包括ケアシステム構築にも寄与すると思われます。
相談窓口の充実、待ち時間短縮への試みも行ってまいります。

どうかよろしくお願いいたします。

201904院長


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2019.04.01 Mon l 院長より l top