こんにちは栄養課です。
毎年この時期になると予防と啓発を兼ねて食中毒について書かせて頂いていますが、今年は最近鳥取県の例などで話題になっている「アニサキス」についてです。
<昨年の食中毒の記事>
アニサキスは回虫目アニサキス属の線虫の総称で、成虫になると5〜20cmの大きさになります。
普段は魚の内臓に寄生していて、アニサキス幼虫などは寄生している魚が死ぬと、内臓から筋肉へと移動します。
魚の身の方で見ることがあるのはこのためです。
魚類を生食することで人間の体内に入ると、胃や腸壁に侵入し、嘔吐や胃からの激痛をおこします。
防止策として目視・加熱・冷凍の3つの方法があります。
◎目視で取り除く。
◎中心温度70℃以上の加熱、もしくは60℃で1分以上の加熱で死滅。
◎マイナス20℃で24時間以上中心部まで冷凍することで死滅。
アニサキスは細菌やウイルスと違い目視で防ぐことも可能なので、その他の食中毒にも注意しながら、旬の食生活を楽しんでいただけたらと思います。

(写真:厚生労働省「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」より引用)
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普段は魚の内臓に寄生していて、アニサキス幼虫などは寄生している魚が死ぬと、内臓から筋肉へと移動します。
魚の身の方で見ることがあるのはこのためです。
魚類を生食することで人間の体内に入ると、胃や腸壁に侵入し、嘔吐や胃からの激痛をおこします。
防止策として目視・加熱・冷凍の3つの方法があります。
◎目視で取り除く。
◎中心温度70℃以上の加熱、もしくは60℃で1分以上の加熱で死滅。
◎マイナス20℃で24時間以上中心部まで冷凍することで死滅。
アニサキスは細菌やウイルスと違い目視で防ぐことも可能なので、その他の食中毒にも注意しながら、旬の食生活を楽しんでいただけたらと思います。

(写真:厚生労働省「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」より引用)
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